注文住宅の間取りは自由に決められる?
注文住宅なら間取りは好き勝手に決められる
と思いがちですが、まず希望通りにはなりません。
間取りは土地の形や大きさによって制限されるのはもちろんのこと
家を建てる工法によっても自由度が変わってくるからです。
注文住宅で間取りを検討する場合
よく比較されるのが次の2つの工法。
- 木造軸組工法
- 2×4(ツーバイフォー)工法
木造軸組工法は在来工法とも呼ばれ
柱や梁を使って家を支えるのに対して、
2×4は壁で家を支える工法で
面を張り合わせていって箱を作るというイメージです。
それぞれの工法でメリット、デメリットがありますが
間取りという点では木造軸組工法が有利とされています。
例えば、傾斜地などに家を建てるときには
2×4ではなく、木造軸組工法のほうが
その地形に合わせることができます。
同じように、狭小敷地、変わった形の土地などでも
上手に家を建てることができるのです。
このほかにも、木造軸組工法の間取りが
2×4工法に比べて次のようなメリットがあります。
- 間取りの自由度が高い
- 窓などの開口部を大きくできる
- リフォーム・増改築がしやすい
このため、お子様の成長に合わせる間取り変更や
二世代住宅などへの対応もしやすいのです。
- 将来的に頻繁な間取り変更が考えられる
- 個性的な間取りにしたい
場合には、木造軸組工法をおすすめします。
ちなみに、我が家の間取りは2×4工法によるもの。
将来的なことも考えたうえで、家族にとっての理想に近いものとなりました。
何の違和感なく生活していますので
木造軸組工法にしとけばよかったなとは思っていません。
間取りも含めた総合判断で
ハウスメーカーや工務店をお選びくださいね。