注文住宅と建売住宅との間取りを比較すると
注文住宅が建売住宅に比べて大きなメリットになるが間取り。
自分で自由な間取りにするのか、業者が決めるのかの違いだけなのですが
ここが注文住宅と建売住宅で最も差がつきやすいところです。
注文住宅が建売住宅よりも間取りで有利になる点は
たくさんあるのですが、ポイントをいくつか紹介いたします。
収納スペースこそが、最大のポイントになります。
建売住宅では収納スペースは決められていて
はっきりいって狭い！
業者としては部屋を広く見せることに力を入れるので
こうなってしまうとは思いますが、これでは家具だらけで見栄えが良くないです。
注文住宅では収納スペースを自由に決められるので
建売住宅にはないスッキリ感を出すことができます。
我が家でも、作りすぎじゃないかな？って思えるくらい
たくさんの収納スペースを作ったのですが
全然余っていません・・・。
限度はありますが、できるかぎり広くすることをオススメします。
他にも、玄関横のウォークインクローゼットなどは
建売住宅では見られない点ですよね。
前に住んでいたマンションでは、
帰宅してすぐにコートをかけるところがなかったため
リビングダイニングのイスやソファーが服だらけ。
玄関横にコートをかけられる収納スペースがあるだけでも
使い勝手はかなり良くなりますよ。
例えば、洗濯機の運転音が気になる人の場合、
注文住宅では、その置き場所を
寝室やリビングから離れたところに決めることができます。
でも、建売住宅ではこの配置が決まっているので
避けることはできませんよね。
また、どうしても部屋の広さの関係で
リビングの真上が子供部屋になってしまうことがあります。
これだとせっかくゆったりできるリビングなのに
上の階からのドタバタ音が聞こえてきてうるさくなってしまいます。
マンションの上の階からの音が気になるから引っ越したのに
まったく解消されないってことにもなりかねません。
注文住宅ならリビングの上は少し広い部屋をつくって寝室に。
子供部屋はリビングとは離れたところにつくるなど
１階と２階の部屋の配置を自由にできるのがいいですね。
洗濯するときやゴミを出すときなど
実際に家族がどのように動くのかを考えて
それに合わせて間取りを決められるのが注文住宅。
建売住宅では決められた間取りに動線を合わせる
ってことになりますので、かなり不便になります。
最近は和室のない建売住宅もありますが
１階に和室があるものが多いですよね。
もちろん和室は落ち着けるいい空間であることは間違いないのですが
若い年代の方にとっては、ほぼ必要ないかと思います。
年をとったとき和室が必要になるかも？と思うならば
和室に変更できるような間取りにしておけばいいだけですからね。
ムダなスペースを作らないのも注文住宅のメリットになります。
最近ではトイレが２個ある建売住宅も増えていますが
１個しかないところも多いですね。
トイレに行きたくなる時間って、意外と家族でかぶってしまいます。
朝のお出かけの時間帯なんて、とくにそうなりますよね。
なので、トイレは２個あると本当に便利です。
また、お客さんが来たときにも１階のトイレはお客様用、
自分たちは２階で用を足すというパターンがとれるのは楽ですよ。
掃除も１階だけしておけばいいのですから。
ちなみに我が家では、１階のトイレはグレードのいいものにしています。
トイレと並んで便利なのが洗面台。
ちょっとした手洗いであったり、２階で何かこぼした時なども
洗面があると本当に便利です。
わざわざ１階に降りる必要がありませんからね。
これは体験しないとわかりづらいかもしれませんが。
建売住宅でトイレが２個ある場合でも、
洗面台までは２個ありませんから
注文住宅で洗面台を増やすことで便利さが違ってきます。
＜オマケ＞間取りとは関係ないところですが・・・
窓の位置を決められる
お隣さんとの窓の位置関係を変えられるのは大きいです。
例えば、部屋の窓を開けると、同時にお隣さんも窓を開けた
なんてことにはなりませんからね。
ひどいところでは、脱衣所の前がお隣さんのリビングの窓だった
なんて建売住宅もあるそうなので、窓の位置関係を決めることは大切です。
ちなみに、我が家の場合、お隣さんが数ヶ月前に建てたので
窓の位置が書かれた図面だけお借りして、ずらすようにしました。
なので、バッタリ鉢合わせってことはありません。
電気コンセントの数や位置を変えられる
キッチンは家電が集中しますので
コンセントの数が少ないと困ります
それとコンセントの位置も重要です。
使い勝手の悪いところにあっても意味ないですからね。
このあたりも注文住宅では自由に決められますから
延長コードを何個も使うってことはなくなり見た目もすっきりします。