注文住宅のスケジュール
注文住宅を購入しようと検討しはじめてから
実際に住むまでのスケジュールは、次の3つに分けられます。
1、準備・計画
2、契約・打ち合わせ
3、工事着工・引渡し
各時期で、するべきこととそれぞれの内容について紹介します。
1、準備・計画
注文住宅を建てるときに最も重要となるのが
準備・計画から契約に至るまでの時期です。
家づくりを成功させるための80%は、この時期にかかっていると言えます。
この時期は注文住宅について調べなければならないことは多いですし
私も悩みすぎて疲れることもありました。
でも、きっちりと時間をかけて検討したことによって
希望に近い間取りや価格で、いい施工会社に建ててもらうことができました。
おかげで、住み始めて3年以上経ちますが不満な点はほとんどありません。
このような経験から、当サイトでは注文住宅を建てる準備・計画の時期に
何をすればいいのか次の4つの流れに沿って説明しています。
- 住みたい家をイメージする
- 大量に情報を収集する
- 無理のない資金計画をたてる
- すべてを任せられる施工会社を決める
この4つは本当に大事な部分になると思います。
2、契約・打ち合わせ
理想の家を建ててくれる施工会社が決まったら
最終の間取りや見積もりをもらって、契約となります。
契約書の内容は詳細にチェックし、
不明な点はそのまま放置せず、きちんと確認しましょう。
そして、すべて納得したうえで、建築請負契約を結びます。
契約後も打ち合わせが続きます。
家を建てるための日程はある程度決められているので
数ヶ月間はハウスメーカーや工務店に何度も足を運ぶことになります。
外観、間取り、内装、設備など家づくりのすべてのことを
決めていくので大変ですが、楽しい作業でもありますよ。
打ち合わせの間は、お子さんが小さいと退屈するので
ノートパソコンを持参して好きなDVDを見せるなどの工夫が必要です。
実家やお友達など、面倒を見てもらえる環境にあるならば
預けた方が打ち合わせは一気に進みます。
打ち合わせには時間と労力がかかりますが
理想とする家を自分たちでつくっているという意識を持って
楽しんで決めていきましょう。
3、工事着工・引渡し
工事に着工すると、することはほとんどありません。
地鎮祭、上棟式などのイベントはあるものの
施工会社や営業マンがほとんど動いてくれます。
ですが、時間が許されるかぎり工事の様子は見に行ってください。
どんな方々がどのように作業しているのかわかりますし
気になったことはその場で聞くこともできますし。
家が徐々に完成していく様子を見られるのも
注文住宅でしか経験できない楽しみですね。
着工前に、白いひもで家の範囲を示されるのですが
それを見た時は「うわ、狭い!」って思いました(笑)。
でも家が建ちはじめ、立体感が出てきて
最終的に思い通りの家ができたのには感動しましたよ。
この感動はフルマラソンを走り終えたときのようなやりきった感があります。
(ちなみにフルマラソン経験者です)
引き渡しでは、家の保証書や設備機器の説明書などを大量に受け取り
家の各所について説明を聞きました。
一気に説明されてもほとんど覚えることはできませんでしたが…。
ただ、カギを受け取って初めて、自分の家なんだなと実感できました。
当サイトを読んでくださっているみなさまにも
ぜひ、体験してもらいたいですね。